普段からみなさんは会話を楽しむことはできていますか?
単純に言葉を交わすだけの人付き合いなんて楽しくないですよ。
とくに好きな異性がいるなら、会話を楽しんでこそコミュニケーションが取れるというもの。
会話を通して、お互いの性格やその人の人間性が測れる重要なツールの一つなのです。
好きな人がいるのですが、全然楽しい会話ができません。
これはとある悩み相談の中で見つけた、とある男性の悩みです。
男性に限らず、女性もまた楽しい会話が苦手という人も意外と多いかも。
といっても、女性よりも男性のほうが数でいえば多いかもしれませんが。
そこで今回はどうやったら好きな人と会話を楽しめるのか?という恋愛にフォーカスして紹介したいと思います。
結論から言いますと、『オウム返し』を使えば楽しい会話はできます。
正式名を『バックトラッキング』といいますが、今回はオウム返しで統一しますね。
今回紹介する方法は、もともとはビジネスでよく使われるテクニックです。
しかし、恋愛でも応用できてしまうので万能なテクニックともいえます。
- 恋愛とビジネスの意外な共通点を学べる。
- 会話の基礎を学ぶことで会話を楽しめる。
ということで今回は、
『オウム返しを使った恋愛心理学』を紹介します。
最後まで読む頃には、
「今日から実践してみるよ!」と思ってもらえるように説明しますね。

もともとはビジネスで使われるオウム返しですが、どうして恋愛でも有効なのか?
それは相手との距離を縮める方法としてポピュラーな方法だからです。
そもそも好きな相手と会話が盛り上がらない原因の多くは、あなた自身にあります。
会話の主導権をあなたが握ってしまっているのかもしれません。
会話における主導権とは、
いま誰が何を目的として話しているのか?ということを考えなければいけません。
異性が相手の場合は、相手に主導権を渡して会話を進めたほうが盛り上がるのです。
これは男女共に共通なので、ぜひ覚えておいてください。
男性は自尊心が強いので、自分の話を聞いてほしいという欲求があります。
女性は共感を求める会話をしてきます。なので共感をすることを主に置いて、会話をすればいいです。
このように男女で脳の作りが違うので、それに合わせた会話をしなければいけません。
ではどのように使えばいいのか?という疑問に答えたいと思います。
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オウム返しの正しい使い方!

まずオウム返しを最大限に使う場合は、相手から話をしてきた時に使いましょう。
あなたから話を持ち掛けても、相手に興味がなかった場合はオウム返しをしても意味がないのです。
なので、まずは下準備として相手から会話をしやすい状況を作りましょう。
LINEで普段から会話をする。日頃から何気ない会話をよくしている。といったことをマメにしておくと相手も話しかけやすいです。
「相手から話しかけきた」ということを前提にして話しますね。
オウム返しは思ったよりもシンプルなテクニックなので、使おうと思えば誰でも実践できます。
使い方の例
相手「この前、美味しいパスタ屋さん見つけちゃった!」
あなた「え、美味しいパスタ屋さん見つけたの?」
ちょっと雑な例ですが、これがオウム返しの基本です。
このテクニックには2つの効果があります。
- あなたの話をちゃんと聞いてますよ
- あなたの話に共感してますよ
とくにこの2つの効果がすでに男性と女性の求める特性が含まれています。
- 男性は自分の話を聞いてほしい
- 女性は自分の話に共感してほしい
だからこそ、男女共に有効なテクニックなのです。
他サイトではこの辺の説明が一切されていなかったので、みなさんはこの違いを理解してくださいね。
オウム返しをする際の注意点。
- 相手の話しの内容を把握すること。
- 相手の表情を見て返す言葉を選ぶ。
ただオウム返しをするだけでは話が盛り上がりません。
返す言葉に変化を付けることで話が盛り上がるようになります。
少し変化を加えると効果的!

先ほどのオウム返しの使い方の例を見て、みなさんは違和感を感じませんでしたか?
もう一度見せますので、よく読んでみてください。
相手「この前、美味しいパスタ屋さん見つけちゃった!」
あなた「え、美味しいパスタ屋さん見つけたの?」
一見すると「オウム返しになってるし問題ないのでは?」
と思いがちですが、相手は返答に困ってしまうのです。
美味しいパスタ屋さん見つけたの?
この質問にあなたならなんて答えますか?
「え?あ、うん」ぐらいしか私なら言えません。
これではオウム返しが逆効果になってしまい、会話が途切れてしまいます。
なので、ある工夫をして相手が返事をしやすい状況を作ります。
それが5W1Hを使った質問です。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が・誰に)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
これもビジネスの世界では一般的なものですが、これも恋愛においては有効なのです。
先ほどの例文を、この5W1Hを使うとどう変化するのかを試してみましょう。
相手「この前、美味しいパスタ屋さん見つけちゃった!」
あなた「え、美味しいパスタ屋さん?場所はどこにあるの?」
相手「場所はね、〇〇の近くにあったよ」
あなた「〇〇の近くにあるんだ。それで何のパスタを注文したの?」
ほんの少しの変化ですが、相手は返事をしやすくなります。
会話の主導権の話をしたいと思いますが、この会話の中心は相手にしましょう。
あくまでもあなたは聞き手に回ること。
まさしくインタビュアーになりきって、質問から相手の情報を引き出しましょう。
あの人は話し上手だから羨ましい
こんな人を見かけたことはありませんか?
実はこれ違います。話し上手ではなく聞き上手な人です。
相手の話を聞いてあげる = 話し上手だと脳が勝手に錯覚するのです。
このオウム返しをすることで、相手は「私の話を聞いてくれる」と思い込みます。
その結果、好感度がどんどん上がっていくのです。
時にはコミュニケーションの一つとして使い、時には相手との信頼関係を築くための会話術としても使えるから便利ですよね。
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オウム返しは理解して使う!

オウム返しは会話をする上でも盛り上がると話しました。
ですが、使う時は相手の表情をよく観察しましょう。
オウム返しの効力というのは、それほど長くは持たないと私は考えます。
少ない時間で複数回使うのは問題ありませんが、何時間も同じ言葉を返されたら相手も嫌な気分になるかもしれません。
長い時間一緒にいるのでしたら、オウム返しはあまり使わなくてもいいです。
理由は、一緒に出掛けられるようになっているということは距離がだいぶ縮まっているからです。
付き合う前、それこそ告白前なら絶対に使うべきです。
会話を使って相手との距離を縮めようとしてるわけですから使ったほうがいいに決まってます。
ですが、使い過ぎもよくはありません。
だからこそ相手の表情を見て、あえて違う話題の質問に変えるといった工夫をしてください。
話題が変われば相手の気持ちも少しはリセットされます。
なのであなたは「どんな質問をしようかな」と考えておけば、いざという時に質問ができますよ。
最後のまとめ
ということで今回は、
『オウム返しを使った恋愛心理学』を紹介しました。
一見するとオウム返しは難しいのでは?
と思うかもしれませんが、そんなに難しいテクニックではありません。
慣れてしまえば誰でもできるかなと思います。
ただし、簡単であるがゆえに使いどころは考えたほうがいいですよ。
むやみやたらに使うのと考えて使うのでは、相手が捉える印象はだいぶ変わってしまうので。
共感したあとに、5W1Hの質問で返すこと。
そして会話の主導権は相手に持たせることを忘れないでくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。