好きな人とはたくさん話したいのに、会話が途中で途切れてしまう。
わかりやすくいえば、会話が続かないという悩みを抱えてはいませんか?
友達同士や同性であればいつまでも話を続けられるのに、異性相手には何を話したらいいのか分からなくなってしまう。
その結果、相手からは「つまらない人」と思われいるのでは?と考えてしまい自分に自信がなくなる。
会話は言葉のキャッチボールと例えられますが、ダラダラと面白くない話をされても疲れるだけです。
かといって無言の状態も気まずいし、なんとか相手との会話を楽しみたい。
結論からいうと、相手の話に耳を傾けるだけでこの問題は解決します。
問題を難しくしているのはあなたの考え方だと自覚することで、相手との会話を楽しくすることができますよ!
- 人の話を聞くことは会話にとっては重要なことだと知る。
- 返す言葉より反応にこだわると会話は盛り上がると知る。
- 会話間の沈黙は互いの息継ぎだと知ると楽に話ができる。
ということで今回は、
『会話が途切れない話し方のコツ』を紹介します。
最後まで読む頃には、
「もっと相手との会話を楽しんでみるよ!」と思ってもらえるように説明しますね。

会話をする上で一番重要なことはなんだと思いますか?
多くの人は、伝えたいことを正確に伝えると考えがちですが違います。
会社の上司に話すという状況であれば伝えたいことを正確に伝えるは正しい考えです。
しかし、恋愛対象となる異性に対しては上の伝え方をしても楽しい会話には繋がりません。
会話のキャッチボールで大切なのは、しっかりと相手の話をキャッチすることが大切!
上手に投げるよりも、上手にキャッチすることを念頭に置くと楽しい会話へと発展していくわけです。
- 女性・・相手に共感を求める。
- 男性・・相手に反応を求める。
性別により求めるものは異なります。
モテる人というのは、相手の求めることに応じることができるから好印象に映るのです。
共感ってどうすればいいの?と思うかもしれませんが、一番簡単な方法はオウム返しをしましょう。
心理学用語ではバックトラッキングとも呼ばれる方法です。
バックトラッキングを簡単に説明すると、
相手の発した言葉や感情を同じように表現すると相手の共感を得やすくなる手法のこと。
女性に対してこの方法を使うと、
「この人は私の話をしっかり聞いてくれる」と受け取るので、相手に対しては好印象を抱きやすくなります。
オウム返しに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
一方で男性に対しては共感をするのもいいのですが、それよりも反応のほうがウケがいいです。
「え?そうなんですか?」「知りませんでした」といった言葉を使うだけで好印象を得られるので、女性よりも扱いは楽なのです。
水商売といった特殊な環境で働く女性の多くは、反応だけで男性と会話をしてるといっても過言ではありません。
自分の話を楽しそうに聞いてくれる女性の存在は貴重なので、男性がハマっていくという心理もこの辺が関係しているのです。
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聞くとは反応なのだと知る!

たとえば、自分が「これは面白い話だぞ」と思って話し始めたとします。
絶対にウケると思って話し始めたのに、
相手の反応が「へ~、そうなんだ」という返し方をされたらあなたはどう感じますか?
会話が途切れないような楽しい話をするのに、面白いことを言う必要なんてありません。
会話で一番大切なのは、相手が話すことに対しての反応だけです。
AさんがBさんに日常会話をしたとします。
まずはダメな例から紹介します。
最後に質問で返すということは多少なりとも話に興味はあったのでしょう。
しかし食い付きが弱いことから、話を切り出した人も消極的な会話になっていくのは目に見えています。
次に良い反応の例を紹介しますね。
このような反応と質問を混ぜることで、話を切り出した人も答えやすくなります。
「お店の場所はあの辺にあって、こういうパンを売りにしてるらしいよ!」
こういう返事が返ってきたら、会話はどんどん進んでいきます。
こうして見ると、話し手に問題があるのではなく聞き手しだいで会話は続くのです。
- 相手が女性の場合は、共感を念頭に置いた会話をすること。
「〇〇さんはクロワッサンが好きなんですね。実は僕もクロワッサンが大好きで、焼き上がるタイミングを見計らって買ったことあります!○○さんのおすすめのお店とかありますか?」
- 相手が男性の場合は、反応を念頭に置いた会話をすること。
「○○君ってパンに詳しいよね!○○君が美味しいと思ったパンを食べてみたいな♪おすすめのパン屋さんがあったら教えてください」
会話に質問を混ぜることは会話を弾ませる上でも有効な手段です。
質問の仕方や質問の掘り下げ方に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
会話内の質問についてまとめた記事になります。今回の記事とは観点が異なります!
ここで大切なことは、おすすめのお店を聞いたら絶対に行ってください。
実際に行き、おすすめのパンを食べて相手に感想を伝える。これだけで次の会話も生まれ、あなたへの信頼度も爆上がりします!
誰だって自分が教えたお店に相手が行ってくれるだけでも嬉しいのに、
「○○さんが教えてくれたパン屋行ってきたよ!おすすめのパン食べたら、本当に美味しくて感動しちゃった!教えてくれてありがとう♪」
このように相手から言われたら、あなたなら嬉しいと感じませんか?
会話が弾まなくて相手と信頼関係が築けないと悩む前に、自分の言動を見直すだけで改善はいくらでもできますよ!
次に紹介するのは、会話の途中に訪れる沈黙を苦痛と感じる人向けの対処法です。
会話中の沈黙は休憩の合図!

誰しも会話中の沈黙だけは絶対に避けたいと考えるのではないでしょうか。
間が空いてしまうと、相手に嫌われてしまうのでは?と不安な気持ちになってしまうからですね。
しかし、まずは自分の立場で考えてみてください。
会話の途中で無言になったからといって、あなたは相手のことを嫌いになりますか?
相手から不快なことを言われたりしない限り、嫌いになるなんてことはないはず。
ではなぜ沈黙が続くと不安な気持ちになってしまうのか?
これが今回のテーマであり、皆さんには知っておいてほしい情報になります。
会話をする意味をどれだけの人が理解しているでしょうか?
- 相手に自分のことを知ってほしい。
- 相手のことをもっと知りたい。
- 相手とより親密な関係を築きたい。
大きく分けると上記のような理由があるから、会話をしたいと思っているはずです。
そして会話には、
- 相手からあなたに話しかけてきた。
- あなたから相手に対し話しかける。
どちらの場合にしても、会話を弾ませたほうが良好な関係を築けますよね。
その関係を築きたいからこそ会話を途切れさせたくないと考えてしまい、
「もっと楽しい会話をしなきゃ!」という意識があなたを空回りさせてしまうわけです。
楽しい会話=面白い話ではありません。
楽しい会話というのは、相手の話を上手にキャッチして相手の取りやすい方向にボールを投げるだけで楽しい会話になっていくもの。
キャッチボールの途中で無言になった時も考え方で解決できます。ずっとキャッチボールをしてたら誰でも疲れると思いませんか?
だからこそ休憩を挟む必要があるのです。
会話とは基本的に自分が主導で話してしまうと、相手は楽しむことはできません。
なので、自分ではなく相手に主導権を握ってもらう流れが重要です。
だからといって、相手にばかり話をさせ続けても疲れてしまいます。
そんな時こそあなたが休憩の主導権を握る役割を果たしてあげましょう。
会話が詰まったり途切れてしまった時の脱出方法は『共感』です。
女性に対しては共感を用いると説明しましたが、沈黙を脱出する方法としても共感は使えるので紹介しますね。
相手はあなたに共感を求めている場合は、共感で返すことで会話は繋がります。
たとえ無言になったとしても、違う言葉で共感を示すと相手も返しやすいので試してみてください。
共感で終わらせるのではなく必ず質問で返す流れを作ること!
先ほども述べたように、相手の話を上手にキャッチして相手の取りやすい方向にボールを投げるだけで楽しい会話になっていくからです。
休憩を挟んだ会話をマスターすると、相手から見たあなたの評価は上がります。
理由は、「この人と話すと全然疲れない。話していても楽しい」となるからです。
- 疲れない理由・・休憩を挟んでいるので、話し疲れが減る。
- 楽しい理由・・自分の話を聞いてもらえるので楽しいと錯覚する。
あなたがマスターすべきは、面白い話を考えることではありません。
いかに相手の話を上手にキャッチして上手に返せるか。
これらのことを踏まえて、聞き上手とはなんぞや?という疑問に答えますね!
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聞き上手は誰でもなれます!

「あの人は話し上手だから、話していても楽しくなる」
このように言う人がいますが、これは違います。その人が話し上手なのではなく、聞き上手だからそう感じるだけ。
TVに出演する司会者の多くは話し上手と思いますよね?
あの方々は話し上手なのではなく、相手の良い所を見つけて引き出すのが抜群に上手いのです。
これらを含めて聞き上手と総称していますが、私からすれば引き出し上手となります。
この辺のやり取りが上手いのは、明石家さんまさんやクリームシチューの上田晋也さんでしょうか。
さんまさんの口癖で「ほんでほんで」という言葉をよく用います。
これは「それで?」という意味なのですが、関東の人が「それで?」と聞くと場がしらけてしまうのでは?と思いますよね。
しかしさんまさんの場合は終始笑顔で「ほんでほんでどうなったん?」と聞くので、相手も不快に感じないのです。
相手の話を聞くことが一番大切ではありますが、次に大切なのは話を聞く姿勢です。
つまらないといった様子で話を聞かれても、相手からしたら「私の話つまらないのかな」と思うでしょう。
そんなやり取りが何度も繰り返されたら、会話をする気さえ失せてしまうのも当然ですね。
聞き上手と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
『相手の話を聞く』これは大前提として、次に笑顔で『あなたの話に興味があります!』という態度を示せばいいだけです。
相手から話し掛けられた場合なら、上の方法で実践してみてください。
仮にあなたから話し掛けた場合は、いかにして相手に主導権を渡せるかです。
「そういえば○○さんって、○○が好きだったよね?ちょっと教えてほしいことがあって・・」
こういった質問から相手のペースへと引き込んでいけば、相手も自分の話をするので嫌な気持ちにはなりません。
異性との会話で悩むのなら、話し上手ではなく聞き上手を目指すことをおすすめします。
最後のまとめ
ということで今回は、
『会話が途切れない話し方のコツ』を紹介しました。
会話をするのは難しいと感じている方にもう一度言いますが、決して難しいことではありません。
相手の話をしっかりと聞いて、相手の返しやすい言葉で投げ返すだけで会話のキャッチボールは成立します。
実は会話の始まりなんてなんでもいいのです。
大切なのはあなたが相手の何を知りたいかということを言葉に反映させるだけなのですから。
そして主導権は相手に持たせること。
女性には共感を。男性には反応を。この使い分けをしっかりとすることで、間違いなく会話は弾みます。
そして最後に、会話途中の無言を恐れないでください。走り続けると疲れますよね?ずっと泳ぎ続けると疲れますよね?
これらと同じで話し続けるのも疲れるのです。時には立ち止まったり、息継ぎをしたり。休憩を挟むことでお互いに楽になれると知りましょう。
楽しい会話をできるようになると、人間関係がとても楽になれますよ!
恋愛に至らないと悩む方も、まずは自分の言動を変えてみましょう。そうすればあなたも恋愛マスターになれるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。