LINEで会話をしていると、話題が尽きるという話をよく耳にします。
みなさんも同じ理由で悩んだことはありませんか?
『おすすめの話題!』というタイトルでたくさんの記事を見かけます。
仮に紹介されてる話題で話すキッカケができても、肝心の会話が続かなければ意味がありません。
実はもっと身近で、相手が必ず食い付く話題がありますよ!
それは相手が好きなことを、あなたが自分の話のように話題として相手に振る。
普通は自分の話ばかりする人は嫌われる傾向にあります。
しかし今回紹介するやり方は、
「相手の好きなことを話題として話す」ので嫌われるどころか一気に距離が縮まる不思議な方法。
- 自分の話ばかりをしてしまうから嫌われる。
- 相手が食いつく話題は相手の話題だと知る。
- 相手のことを知るからこそ会話が成立する。
ということで今回は、
『LINEで話題がない時こそ自分の話を!』を紹介します。
最後まで読む頃には、
「相手の好きなことを調べなきゃ!」と思ってもらえるように説明しますね。
好かれる嫌われるの違いは?

先ほども触れましたが、自分の話ばかりする人は絶対に嫌われます。
とくに自慢話をする人は最悪です。好感度が下がるだけではなく、連絡も途絶えてしまうかもしれません。
今回のテーマに入る前にこれだけは知っておいてください。
どうして自分の話ばかりする人は嫌われるのか?ここを知っておかないと、今回のテーマも理解できないと思います。
なぜ自分の話をする人が嫌われるかというと、
- 相手の話の内容には興味がない。
- 聞いてる側は全然共感できない。
- 興味のない長い話はただの苦痛。
- 自分の言いたいことが言えない。
例え話をしますと、学生の時に校長先生の話が嫌いと感じることはありませんか?
この原因は、校長先生の話が上の①②③に該当するからです。
全然興味のない話をされても楽しいと思えません。
しかも10分以上も聞かされるなんて苦痛でしかありませんよね。
逆に、あなたが好きなお笑い芸人のネタならどうですか?
声を出して笑ったりすることもあるでしょう。内容が3分のネタだとしても、一瞬で終わる印象を受けるはずです。
理由は、
校長先生は①②③に該当していたのに、好きな芸人はどれにも該当しないからです。
- 好きな芸人だからこそ興味がある。
- 身近な話題がネタだと共感できる。
- 短い時間に笑いが凝縮されている。
あれ?そうすると④の自分の言いたいことが言えてないのでは?
と思うかもしれませんがテレビに話しかける人はいません。ですが、ネタが終わったあとに「まじで面白いなー」と独り言を言いませんか?
これが目の前に人がいるなら、相手の話(ネタ)に対して何かしらの会話をするはずです。
自分が感じた「面白い」という感情を、親しい人に共感してほしいという心理が働くからです。
人は自分が「楽しい」「面白い」と感じたことを、第三者にも共感してほしいと思っています。
友人以上に男女関係を形成するのには「共感」が欠かせません。会話を盛り上げる際も、共感なくして成立なんてしないのです。
ではどうやったら自分の話を相手に受け入れてもらえるのか?
詳細は次に続きます。
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自分の話なのに好感度がup?

これも冒頭で触れましたが、
「相手の好きなことを自分の話として振る」です。
これを踏まえると、相手の好きなことがすべて話題のネタに変わります。
例えば、好きな女性が「相撲が大好き」だっとします。その相撲を話題にして会話を盛り上げた例を見せますね。
あなた「引くかもしれないけど、実は相撲を見るのが趣味なんだ」
相手「え?ほんとに?私も大好きなんだけど」
あなた「まじで??ちなみに俺は貴景勝が好きなんだけど、○○ちゃんは誰が好き?」
相手「えええ、私も貴景勝が大好き!!」
といった感じで、相手の好きなことを事前にリサーチしておくのです。
ここでは「相撲」と「貴景勝」が好き。という情報を事前に仕入れておきます。
とくに重要なのが、他の人とは違う趣味があれば絶対に狙うべき!ということ。
いきなり相撲の話を例にしたのも、ここを言いたかったからです。
若い世代で相撲が好きな人なんて、結構限られてくるはずです。
そういう人は人に話しても共感してもらえないので、個人で楽しむ傾向にあります。
しかし、自分と趣味が同じで話が合う人が目の前に現れたらどうですか?
嬉しさと共感が一気に押し寄せてくるので、一気に距離が縮まるはずです。
ここでのポイントをまとめます。
- 相手の好きな事を徹底的にリサーチ。
- 人と違う特殊な趣味があれば狙い目。
- 徹底的に相手の「好き」に合わせる。
- あたかも自分の趣味とアピールする。
①リサーチといっても、人づてに聞く程度でいいです。
自分から聞いてしまうと効果が半減してしまいます。それに「偶然同じ」を装いたいなら尚更ですよ。
②ありきたりな趣味や好きな事では、インパクトが弱くなります。
できれば「特殊」な趣味や好きなことを調べる必要があります。好きな人の身の回りや、発言を注視すると見つけやすいかもしれません。
③徹底的に相手の好きに合わせてください。
自分のほうが好き!なんて張り合うことはせず、相手の会話に合わせる努力をしましょう。
④自分の趣味だということを相手に認識させることが大切です。
相手からすれば、自分と趣味が合う人が目の前にいることが奇跡と感じるはず。
ほんとに自分のことを話すのではなく、相手の好きなことを自分の話のように話題に出しましょう。
最低限の知識は蓄えておく!

あなたが相手の好きなことを話す。これを納得した上で大切ことを話しますね。
先ほどの相撲を例にします。当然、相撲の話題を出すのですからあなたも相撲の知識を蓄える必要があります。
といっても、力士全員の名前を覚えろとか、技名を暗記する。ということではなく、最低限の知識は蓄えておくべきです。
相撲には横綱→大関→関脇といった階級が存在します。そういった最低限の知識を知っておくこと。
自分の趣味と言いつつ、何も知らないでは話になりません。
そして好きな人の力士がどの階級に属するのか、勝敗や勝率は?
昨日の対戦相手や取り組みの情報といった、相撲好きなら当然知っているであろうことを知るべきです。
マニアしか知らないような情報を仕入れる必要はありません。
ネットで検索すれば、すぐに出てくる情報+αで知っておくだけでも十分です。
注意してほしいのは、これらの情報は口に出さなくてもいいです。
知っていることを口に出してしまうと、「自分の話ばかりする人」に変わってしまいます。
しかも、浅い情報を口に出すたびに「にわかファン」というのがバレます。
自らボロを出す原因にもなるので、当たり障りのない情報を小出しにするのが無難です。
でもこれでは盛り上がらないんじゃないの?
そう思いますよね。では、さらに盛り上がる簡単な方法を教えますね!
質問が親密度を高める秘訣!

それは、相手に質問をしてしまうのが一番簡単なのです。
そしてあなたも趣味ではなく、「知識は少ないけど見るのが好き」と先に話してしまうと楽になります。
「貴景勝」の取り組みを見るのが好きなんだけど、知識がまだ追い付かない。
だから、もっと相撲を好きになりたいから色々教えてほしいな。
このように相手に伝えると、相手は嬉しくなって何でも話してくれるようになります。
人間に心理に『類似性の法則』というのがあります。
これは自分と似ている人に好感を持つとされる人間の心理です。
この法則を、会話の中で利用するのが狙いです。
相手はあなたに共感を示すので、あなたはその気持ちに応えて返すだけでいいです。
これは『好意の返報性』という心理が働き、あなたの好意が相手に伝わり、同じ大きさで返ってくるのです。
注意点に関してはこちらの記事に詳細を書かせて頂きました。
この2つの心理を、相手に質問をすることで同時に起こすことが可能なのです。
ここで注意してほしいことを下にまとめますね。
- あなたは浅い知識しかない。
- それを相手に伝える。
- でももっと詳しくなりたい。
- あなたの話を聞かせて下さい。
これを意識するだけで、会話は絶対に盛り上がります。
むしろあなたが聞いたこと以上に、相手から話しかけてくるはずです。
心理学でも、質問には2つの質問があるとされています。
- オープンクエッション
- クローズドクエッション
①のオープンクエッションというのは、
YES / NOで答えられない質問。
例:いまの不景気についてどう思う?
②のクローズドクエッションというのは、
YES / NOで答えられる質問。
例:犬派?猫派?
直接会う時は①のオープンクエッションが有利とされます。
理由は、相手の答える量を稼げるので会話が弾みやすいのです。
ただしLINEの場合は②のクローズドクエッションがいいです。
それは、長い答えをLINEで書きたい人なんていませんよね。
ここまでの流れをまとめます。
LINEで相手の好きな話題を②のクローズドクエッションで質問を投げる。
「この人、私と趣味や好みが一緒なんだ」と思ってもらえると、類似性の法則が働きます。
類似性の法則が働くと、あなたを好印象な人物と捉え距離が一気に縮まる。
そうなると2人で会うのも難しい問題ではなくなるというわけです。
会ってからは①のオープンクエッションに切り替えるわけですが、自分の話はしないでください。
主導権はすべて相手に与えること。あなたは相手の話題を大きくすることに集中しましょう。
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時には自分の意見も好印象!

会話の楽しみためには、質問ばかりでは盛り上がりません。
相手の答えをしっかり受け止めた上で、自分の意見も言いましょう。
あなた「昨日の貴景勝は負けちゃったけど、どう思う?」
相手「あれは仕方ないかな。相手の力士の技が綺麗に決まってたし」
あなた「確かにそうだよね。でも、あそこで持ちこたえてたらって思うけど、どうかな?」
相手「わかる!あの時の持ちこたえてた勝てたかもしれないよね」
質問の返信で一番やってはいけないことが、否定です。
この否定を一回でもするだけで、一瞬で会話が途切れます。
誰だって自分の意見を否定されたらイラっとしますよね?
直接な否定じゃなくても、「・・だけど」といった語尾に「けど」が付く言葉はすべて否定語になります。
上の会話で「持ちこたえてたらって思うけど」のように使われる「けど」は、相手の発言を否定するものではありません。
相手の返信には最初に肯定していますね。なので、次の否定は貴景勝が負けたことを否定したいファンの気持ちを表します。
「この人は質問ばかりで自分の意見はないのかな?」と思われる前に自分の意見は言いましょう。
といっても、熱くなりすぎてヒートアップだけは避けてくださいね(笑)
最後のまとめ
というわけで今回は、
LINEの話題がない時こそ自分の話をしよう!という話でした。
毎日会話が続いたほうが恋愛に発展する確率は増します。
しかし、肝心の話題がないと会話をするのも大変ですよね。
ちなみに、どうして毎日続くと恋愛に発展するのか?
こちらの関連記事に詳細を書いてあります。もし暇な時間があれば読んでみてくださいね。
自分と趣味が同じで話が合う人というのは、そんなに多くは存在しません。
だからこそ、あなたが好きな人と距離を縮めるためには今回の方法は有用。
相手の好きなことを、自分の話のように話すだけなので難しくはないと思います。
調べることや覚えることは多少ありますが、好きな人と仲良くなりたいなら努力しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。